2020年2月に、サイト全体のチェックの一環としてこの記事を眺めてみましたが、Winnyを使用してパソコン内のデータを流出させてしまったのは、省庁を始め、官民、団体、個人を問わず、大事な情報を流出されていたことに改めて驚いています。
この状況をみますと、官庁などで、机の上に置かれたパソコンで仕事をしているように見えても、遊んでいたのが多いことが証明された。
2020/02/04 追記
ここはWinnyの怖さを認識して頂くためのページです
このページは、Winnyのお奨めページではなく、Winnyのウイルスの怖さを認識してして頂くためのページです。
従って、どのようなファイルが流出していて、どのようなファイルにウイルスが潜んでいるか?などは、このページではお教えしていません。
また、このページに記載されていることを真似して、あなたの大切なファイルが流出しても、一切責任は持ちませんので、全て自己責任で行なって下さい。
Winnyは過去の産物であり、この記事は賞味期限が切れたように思えますが、インターネットの裏社会では、まだまだ同類のものが蔓延っているようです。
日本中が大騒ぎになったWinny事件のようなことが再び発生しないように、警告のつもりでこの記事を残しておきます。
記事の中のニュースへのリンクは、ニュースのサイトの更新により、殆どがリンク切れになっていると思いますが、「INTERNET Watch」http://internet.watch.impress.co.jp/内にはニュース記事が残っていますのでご覧になれます。(2015/12/31)
Winny騒動の思い出
本サイトでは、2006年1月30日から3月17日までの1ケ月半の間、Winnyのウイルスによる情報流出の状況を調査して、別のページに纏めてあります。
調査方法は皆さんの想像にお任せするとして、なぜ調査をすることになったのかを白状しておきます。
2006年1月と言えば会社を卒業して4年ばかり。
Winnyのウイルスによる情報流出のニュースが毎日のように流れるなか、昔の知り合いから、自分の会社の情報が流出していないだろうかと相談を持ち掛けられで、自分のパソコンはWinnyのウイルスが入り込んでも感染はしないように対策をして、流出しているMicrosoftのWord、Excel、PowerPointのデータファイルを調査しました。
調査していたら、会社の現役時代に住んでいた所の近くの会社の業務関係のファイルが発見されたりしましたね。
メールによる連絡が可能な所は、その都度、流出状況をメールで送りましたが、見も知らぬ者からの突然の怪しいメールは信用してもらえず、何回もメールでやりとりしたり、最終的には流出ファイルをメールに添付して送ったこともありました。
会社関係や病院など、公的な所は何か所も連絡したりしましたが、情報が流出したことが判明した時は大騒ぎをしておられました。
今ではWinnyは姿を消したのだろうと思いますが、今後も悪質なウイルスも現れることは間違いありません。
皆さん、自分のパソコンは自分で守るしかありません。
後の祭りにならないように、十分にご注意願います。
2014年8月1日 追記
仁義なきキンタマウイルスの駆除方法の情報をお探しの皆様へ
仁義なきキンタマウイルスに感染した場合は、あなたのパソコンのマイドキュメント内の大事なデータは全て流出したものと思って下さい。
このウイルスを駆除できたとしても、流出したデータは絶対に取り戻せません。
流出したデータの内容によっては、あなたの一生を台無しにすることになります。
Winnyを使ったことがあり、仁義なきキンタマウイルスの感染が心配な場合は、下手な小細工はせずに、パソコンのハードディスク内をクリーンな状態に戻して、OSやソフトを再インストールして、新たにシステムを構築しなおすことをお奨めします。
既にネットワーク上から削除と書かれていますが・・・???
Winnyを使っていて流出したデータを、「既にネットワーク上から削除」と書かれていますが、流出したデータは絶対に消滅はしていません。
誰かがダウンロードして、パソコン内に残したままになっていて、その後再びWinnyを使用し始めて、再度ネットワーク内を流れ始めることは十分にありえることです。
私も、流出ファイル調査後、暫くの間は流出ファイルがパソコン内に残っていましたので、私が北信越ヤマトホームコンビニエンスのファイルをダウンロードしていたとして、仁義なきキンタマウイルスに感染したとしたら、一旦ネットワーク上から削除したと思って安心していたら突然に該当ファイルが再び流れてWinny愛好者の皆さんのお目に止まることでしょうね。
まあ、私の場合は、仁義なきキンタマウイルスに感染する恐れのあるファイルは調査していませんでしたので心配はしていませんが、このようなお詫びを信用せずに、一旦流出したら、世の中から消滅させるは不可能であることを肝に銘じて下さい。
Winny関連情報
あなたは、まだWinnyを使っているのですか?
情報漏えい多発の影響か、ファイル共有ソフトユーザーの65%が「危険を感じて利用中止」
Winnyだけではありませんよ!
HDDの全内容を公開する「山田オルタナティブ」、Winny利用者以外も注意
「山田オルタナティブ」拡大 パソコン中身がネット流出
PCデータがネットに流出 新種のウイルス見つかる
Winnyのウイルスだけが怖いのではありませんよ!
Winnyのウイルスによる情報流出の状況を調査
P2Pファイル交換ソフト「Winny」のネットワーク上にはウイルスが蔓延しています。
Winnyによる情報流出のニュースが賑やかになった今、2006年1月30日から3月17日までの1ケ月半の間、Winnyのウイルスによる情報流出の状況を調査してみましたが、日本中がメチャクチャ。
手のつけようがない状態です。
調査以降の様子は、前ページの
Winnyによるパソコン内の情報流出(1)
Winnyによるパソコン内の情報流出(2)
Winnyによるパソコン内の情報流出(3)
をご覧下さい。
無料で使える対策ソフトなど
Winnyを起動できなくするとか、有料のソフトはいくつか出回っていますが、大企業や金持ちの政治家などは金を注ぎ込んで対策をすればよいとして、ここでは、年々目減りしている年金生活など、細々とパソコンを楽しんでいる我々庶民を対象として、無料で使える対策ソフトなどをご紹介します。
Norton AntivirusのSymantecからもツール提供
Winny による機密情報漏えいについて
これらのツールも無料です。
シマンテック、Winny検索ツールを無償公開
シマンテック、PC上のWinnyを検索するツールを配布
シマンテック、ファイル共有ソフト「Winny」の検出ツールを無償公開
Winny 検索ツールのダウンロード
(使用方法の説明もあります)
シマンテック、「Antinny」の駆除ツールを配布
シマンテック、情報漏えいを引き起こす“Antinny”の駆除ツールを無償公開
W32.Antinny駆除ツールのダウンロード
(使用方法の説明もあります)
このツールは、下記のウイルスの感染を駆除します。
- W32.HLLW.Antinny
- W32.HLLW.Antinny.E
- W32.HLLW.Antinny.G
- W32.Antinny.K
- W32.Antinny.Q
- W32.Antinny.AX
- Trojan.Sientok
- Trojan.Exponny
この他にも無料で提供されているツールがあります。
「Antinny発覚」:簡易調査ソフト
ネットエージェント株式会社提供
Antinny専用です。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール
Microsoft提供
Antinny以外にも対応。
Symantec Security Check
Symantec提供
セキュリティ・ウイルス全般に対応。
「Winnyを禁止しても,根本的な解決にはならない」・米Symantecのマネージャ
『Winny(ウィニー)を使ってはいけない』と言うのは容易だが、禁止させても根本的な解決にはならない。
別のアプリケーションを悪用する脅威が出現すれば、同じことを繰り返すことになる。
ネットを利用することのリスクをユーザーが認識し、セキュリティ・レベルの向上に努めることのほうが重要だ。
ウイルス対策ソフトのマカフィー社では
ウイルス対策ソフトのマカフィー社では、
ウイルス対策ソフトを導入していても安心はできない。
マカフィーによれば共有ファイルを利用するウイルスという性質上、ゆっくりと感染を広げるため、セキュリティベンダー側での発見・対処が遅くなり、最新のウイルス定義ファイルを導入していても感染する可能性がある
と警告しています。