帆船模型 The H.M.S. Bounty (ザ・バウンティ)の製作 反省の巻

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ああすれば良かった、こうすれば良かった

デル・プラド・ジャパンのザ・バウンティ号(The H.M.S. Bounty)
22号以降は自作路線での製作を継続してきましたが、2005年4月4日に完成し、じっくりと眺めています。
この間、キットでは味わえない製作の醍醐味を堪能。
製作中に続けた日記も完成とともに終わりを迎えました。
今、曲がりなりにも完成したザ・バウンティ号(The H.M.S. Bounty)ですが、ああすれば良かった、こうすれば良かったといったことが沢山あります。
自慢する内容ではありませんが、思い出しながら書いてみます。
お断りです。
私の使用した材料については、ベテランの帆船模型家に言わせると最低の部類とのこと。
私に言わせてもらえるのなら、安い材料でも使いこなせることの方が意義があると思っていますので、使用した材料については全く反省点はありません。悪しからず。
また、後で思っても、どうすもことも出来ないことは省いています。

1.ボートの大きさ(長さ)

P403-2-DSCF0011
「大は小を兼ねる」と思ったのですが、やはり長すぎました。
デル・プラド品の船体へ、The Armed Transport Bountyで作ったボートを載せるのは無理な話。フォアマストとメインマス トの間隔が違いますから。
ボートの後ろのビレイピンへ導いたロープはボートが邪魔をしています。
少なくとも15mmくらいは短かいほうが良かったかなと思っています。

2.

日記の写真をご覧下さい 。

AHは両横に、帆19は上側にロープを縫い付けましたが、このロープは周囲に縫いつけたほうが見栄えが良いですね。
それと、我が家にはミシンなる文明の利器が無いので無理な話ですが、ミシンがあれば手抜きせずに作っていたのですが・・・
まあ、帆に見えるのでOKとします。

3.滑車の取付時期(取付場所)

絵を画いていたら9枚ありますのでBounty自力製作参考図面 by 田舎村に掲載しました 。

マストを立てて、ヤードを取付けた時に滑車を全て取付けておかないと、後の作業は至難の業になるとは判っていましたが、ロープの引き回しを理解するのに時間が掛かり、結局は行き当たりばったり作業になりました。
特にマストへ取付ける滑車は絶対に先に取付けておくべきです。数が多すぎれば完成後に切り取って取外せばよいですから。足りない場合の追加は大変な作業になります。
私はロープの数を何本か手抜きしていますが、私の場合を 例にして、ヤード毎に簡単な絵を画いておきます。

帆船模型 The H.M.S. Bounty ザ・バウンティ号 自力製作参考図面 by 田舎村
このページの小さな写真は、写真をクリックすることにより拡大表示されます。 22号以降は、The Armed Tra...

4.ラダーとスターンポストの隙間

日記の写真をご覧下さい 。

隙間が開きすぎるかなと思いながら作ったのですが、案の定隙間が目立ちます。
ラダーのスターンポスト側に凹みを付ければ隙間も狭くなったのですが。

5.船首部分

どこだか判りますか?

船体が殆ど完了した頃、木製で誤魔化した所を金属製に取り替えようと、植木の曲げに使うアルミ線(3.5mm)をハンマーで叩いて、断面を長円形にしてみましたが、ハンマーでは凸凹になって無理。
真鍮か銅の1mmX4mm程度の棒があれば、もう少しは・・・

6.ビレイピンの間隔と本数

写真・絵はありません 。

舷側のビレイピンの間隔は5mmにしたのですが、メインマストとミズンマストの後方は引っ掛けるのに苦労しました。
7mmくらいあると作業が楽だったでしょうが。
本数は、フォアマスト、メインマスト、ミズンマストの後方ともに、The Armed Transport Bountyの図より各々2~3本ずつ多く必要ではないかと思います。
私はビレイピンの在庫が少なかったのでThe Armed Transport Bountyの図より少なめでしたが、思った以上に同じ場所へ引っ張りつけています。

7.右舷側船腹の開口部分

写真・絵はありません 。

前回のサン・ファン・バウチスタ号も右舷側から中が見えるようになっていましたが、ずらりと並んだ大砲は壮観そのもの。
「精巧な内部」が売り物のデル・プラドのザ・バウンティ号(The H.M.S. Bounty)は特徴的な物は見当たらず。
中を覗くと、設計ミスと組立シートのミスらしき箇所が目立つばかり。
開口部分を塞いでしまえば、わたしのような木目仕上では、のっぺらぼうな船腹になり寂しい限り。
何号かに付いていた大砲1門を据付けますかね。

8.大砲の砲身の色

P403-2-DSCF0021
真鍮が自然に変色するのを待つことになりますが、金歯を むき出したバウンティの姿はいつまで続くことやら?
黒っぽい色に着色しておけば良かったのですが、真っ黒では虫歯をむき出したバウンティになりますし・・・・
銅が自然に変色した色合いは最高ですね。

9.0.15mmの糸

P402-dscf0076
最初は前回のサン・ファン・バウチスタ号の残り、バックナンバー付属品の0.15mmの糸を使っていましたが途中で不足。
予算不足の折から手芸店へ出掛けて似たような色、似たような太さの糸を買ってきましたが、この糸のほうがケバだちも少ないし、張った後みても綺麗です。しかも安い。
今さら全て張り替える気力も無くなったし・・・2色混合のバウンティになりましたが、使用した場所、用途で区別してありますので、見苦しくはありませんよ。

10.船首像

写真・絵はありません 。

既に棺桶に首のあたりまでどっぷりと浸かったこの歳で、これから木彫りを初歩の初歩から始めたのでは間に合いません。
今回は(も)気持ち良く諦めました。

11.フォアマストとメインマストの周りの滑車とロープの結び先

P403-2-DSCF0012
この写真では見え難いですね。


P404-dscf0053
もう1枚、追加で撮ってみました。
蜘蛛の巣の中ですから難しいです。

The Armed Transport Bountyのリギングの平面図を見ると、フォアマストとメインマスト周辺、ウインドラス辺りにも沢山の引っ張り先が画かれています。
私の場合は全て必要ではありませんでしたが、この辺りまで引きおろしてきたロープの処理をどうするか?
蜘蛛の巣の中で考えましたが、マストの下の方へ滑車を付けて、結び先が無いのでウインドラスへ巻き付け。
ところがウインドラスは軽く廻りますので、元に戻ってしまうし・・・
廻らないように固定しなければなりません。
そういえば、帆船模型展で見たマモリ社のザ・バウンティ号(The H.M.S. Bounty)のフォアマストの下辺りには、The Armed Transport Bountyでは見られないビレイピンが並んでいます。
P318-DSCF0048
私の方法は追加でアップの写真を撮ってみましたが、蜘蛛の巣の中にカメラを入れ込んで・・・ はっきりと見えません。
もし、必要なら絵を画きます。

12.AGの下端の吊り上げ

日記の写真をご覧下さい 。

帆に風をいっぱいに受けて疾走している感じにしたいなと思いながら眺めていましたが、帆AGは少し吊り上げ過ぎたかなと思います。いや、丁度良いようにも見えますし・・・
これは好きなように出来ますので、自分の好みで引っ張れば良いですね。
しかし、帆Aと帆Dの両端は、もう少し降ろしたほうが良いかもしれません。

お知らせ

このページは、一応完成したザ・バウンティ号(The H.M.S. Bounty)を眺めながら、そして、やってきたことを思い出しながら書き足しています。
今回は、デル・プラド・ジャパン社を倒産に追い込み、顧客を無視したフジサンケイグループの扶桑社への恨み、怨念が力になり、自分ながら、こんなに早く出来上がるとは思いませんでした。
しかし手抜きは多分にあります。
今、このページを書きながら、もう1隻作れるものなら、もっとバウンティに近づいたものが出来上がるのではないかと思っています。
どなたか、バウンティを諦めた方で、今後つくるつもりの無い方がありましたら、私に無償で提供願います。
虫のいい話ですが私も年々目減りしている年金生活。
監修料も入ってきませんし、ビジネスクラスでの海外豪遊旅行も出来ない身。
ご提供頂ければ、今回の物より優れた物を作ってお見せします。
(無理・・・夢のような企みですね。)


ああすれば良かった、こうすれば良かったなどと言ってもどうしようもなし。
それよりは、未完成率1%を少しでも小さくするために、棚の上に放り上げて埃が積もるまで、すなわち、目の前にある間、少し手を加えることにしました。

次ページに、1%の未完成から0.1%を目指して(改修日記)を追加しました。

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